奈良倉山・鶴寝山・大マテイ山・・・松姫峠から往復、『富士を眺める山歩き』 [山歩き]
2017年12月10日(日) 快晴
山梨県大月市・小菅村
・奈良倉山(ならくらやま、1348.9m)
・鶴寝山(つるねやま、1368m)
・大マテイ山(おおまていやま、1409.2m)
前回の小金沢連嶺に続き今回も、富士展望の山歩きです。今回は、大月市の秀麗富嶽十二景の5番の奈良倉山と合わせて、鶴寝山と大マテイ山を歩き、快晴の中、素晴らしい富士山を眺めることができました。
奈良倉山山頂から富士山のアップ
(中央下に富士吉田の市街地、その左上に自衛隊の北富士演習場)
歩いたコースと時間
松姫峠(7:25)→奈良倉山(8:05-15)→松姫峠(8:45-58)→鶴寝山(9:20-28)→山沢入りのヌタ(9:50)→大マテイ山(10:20-40)→山沢入りのヌタ→鶴寝山(11:35-40)→松姫峠(11:52)
(松姫峠から奈良倉山の往復は1時間程なので、鶴寝山と大マテイ山にも行くことにしてもコースタイムは4時間5分。松姫峠の標高が1245mなので、最大標高差は154mであり、楽々コースです。)
朝早いうちに登って写真を撮りたいため、前日に「道の駅こすげ」で車中泊。6時過ぎに起きて準備をし、松姫峠に向いました。
国道139号線から松姫峠に登る道路(旧道)は途中から、一日半前に降った雪が北側になる箇所に多く残っており、雪道を走ること5,6回。松姫峠に到着すると、南の楢ノ木尾根の泣坂ノ頭の右にモルゲンロートの空を背景にした富士山が綺麗に見えていました。
西から南西には大菩薩連嶺も綺麗に見えていますが、大菩薩嶺の山頂はちょうど手前の山で見えないようでした。
旧道の雪道
松姫峠から富士山 (6:54)
(富士山の左に泣坂ノ頭、その左に大峰、左奥は杓子山)
同上 富士山のアップ
登山準備をして奈良倉山に向かいます。
松姫峠
(登って来た道路と駐車スペース(5,6台分)。左に富士山と大菩薩連嶺を眺める。登山口は右。)
林道からすぐに登山道に入って、北側斜面の雪の残る道を進み、林道に出て、再び登山道に入り奈良倉山に到着。
林道から登山道(左)へ
雪の残る登山道
奈良倉山 山頂(二等三角点と山頂標識)
山頂標識の反対側の南西方向は開けており、「富士山天望所」と書かれた場所からは、富士山が正面に綺麗に見えていました。
奈良倉山から富士山 (8:12)
富士山のややアップ(左に杓子山、右に三ツ峠山)
富士山のアップ → 一枚目の写真
山頂からは南に下ってすぐ下にある林道に出て、林道を松姫峠まで戻りました。林道からは左に富士山、左前方に大菩薩連嶺が綺麗に見えていました。
山頂下の林道から大菩薩連嶺
松姫峠に戻り、反対側の鶴寝山に向かいます。なだらかな落ち葉の道を20分ほど歩いて鶴寝山に到着。
大菩薩峠方向への登山口
鶴寝山(中央奥の樹林間に雲取山)
山頂には、「関東富士見百景」の看板が立てられており、南に綺麗に見える富士山。
鶴寝山から富士山(ややアップ)(9:22)
同上 アップ
小休憩の後、大マテイ山に向かいます。
山頂から少し下ると、「日向みち」(稜線の南側の道)と「巨樹のみち」(北側の道)の分岐があり、日向みちを進み、山沢入りのヌタから再び日向みちを歩いて大マテイ山へ。
日向みちと巨樹のみちの分岐
山沢入りのヌタ(小菅の湯への分岐)
日向みち(左に大樺ノ頭と黒岳)
日向みち 左前方の樹間から大菩薩嶺と石丸峠付近 (大マテイ山分岐手前より)
大マテイ山への分岐
分岐からジグザグの道を登って緩やかな稜線を少し登ると大マテイ山。
大マテイ山
(山名の大マテイとは、「大迷い」、「大惑い」の転訛とのこと。)
富士山は大樺ノ頭の左に頭を覗かせていました。
大マテイ山から富士山 (10:25)
同上アップ
山頂からの帰り道は、途中少し分かりづらかったのですが、金色テープや赤テープを辿って分岐へ。
帰りの日向みちはでは、暖かい陽射しのなか、樹間から富士山や大菩薩連嶺、丹沢の山、右下には松姫湖を見ながらの陽だまりハイクでした。
帰りには、10時15分松姫峠着のバスで登ってこられた方5、6名と、鶴峠から登ってこられた単独の若い方にお会いしました。
小菅の湯まで下りる方が多く、松姫峠発13時15分のバスで帰られる方もいらっしゃいました。
右前方に丹沢の山々
日向みちから南東方向の展望図
山沢入りのヌタからは巨樹のみちを歩きます。
巨樹のみちでは、樹間から奥多摩の山々を見ながら、落葉した巨樹の森を見ながらの楽しい歩きでした。
巨樹のみちより左手に雲取山(右)と飛龍山(大洞山)(左)
巨樹のみちから北方向の展望図
薄っすらと雪の残る巨樹のみち
落葉した巨樹の森を歩く
軽快に下って昼前に松姫峠に到着。帰り支度をしたあと、途中の雪道をゆっくり慎重に運転して下り、道の駅こすげで農産物の買い物をして帰路へ。
奈良倉山からの綺麗な富士山が見られ、落葉の森を楽しく歩くことができましたが、北関東から奥多摩・小菅村までは遠いなというのが実感でした。(笑)
なお、富士急山梨バスの上野原~小菅の湯~松姫峠線は、4月~7月、9月~12月15日の土休日運行です。
今回の山歩きでは、いつもブログを拝見しているJetstreamさんの記事とロバさんの記事がたいへん参考になりました。Jetstreamさん、ロバさん有難うございました。
山梨県大月市・小菅村
・奈良倉山(ならくらやま、1348.9m)
・鶴寝山(つるねやま、1368m)
・大マテイ山(おおまていやま、1409.2m)
前回の小金沢連嶺に続き今回も、富士展望の山歩きです。今回は、大月市の秀麗富嶽十二景の5番の奈良倉山と合わせて、鶴寝山と大マテイ山を歩き、快晴の中、素晴らしい富士山を眺めることができました。
奈良倉山山頂から富士山のアップ
(中央下に富士吉田の市街地、その左上に自衛隊の北富士演習場)
歩いたコースと時間
松姫峠(7:25)→奈良倉山(8:05-15)→松姫峠(8:45-58)→鶴寝山(9:20-28)→山沢入りのヌタ(9:50)→大マテイ山(10:20-40)→山沢入りのヌタ→鶴寝山(11:35-40)→松姫峠(11:52)
(松姫峠から奈良倉山の往復は1時間程なので、鶴寝山と大マテイ山にも行くことにしてもコースタイムは4時間5分。松姫峠の標高が1245mなので、最大標高差は154mであり、楽々コースです。)
朝早いうちに登って写真を撮りたいため、前日に「道の駅こすげ」で車中泊。6時過ぎに起きて準備をし、松姫峠に向いました。
国道139号線から松姫峠に登る道路(旧道)は途中から、一日半前に降った雪が北側になる箇所に多く残っており、雪道を走ること5,6回。松姫峠に到着すると、南の楢ノ木尾根の泣坂ノ頭の右にモルゲンロートの空を背景にした富士山が綺麗に見えていました。
西から南西には大菩薩連嶺も綺麗に見えていますが、大菩薩嶺の山頂はちょうど手前の山で見えないようでした。
旧道の雪道
松姫峠から富士山 (6:54)
(富士山の左に泣坂ノ頭、その左に大峰、左奥は杓子山)
同上 富士山のアップ
登山準備をして奈良倉山に向かいます。
松姫峠
(登って来た道路と駐車スペース(5,6台分)。左に富士山と大菩薩連嶺を眺める。登山口は右。)
林道からすぐに登山道に入って、北側斜面の雪の残る道を進み、林道に出て、再び登山道に入り奈良倉山に到着。
林道から登山道(左)へ
雪の残る登山道
奈良倉山 山頂(二等三角点と山頂標識)
山頂標識の反対側の南西方向は開けており、「富士山天望所」と書かれた場所からは、富士山が正面に綺麗に見えていました。
奈良倉山から富士山 (8:12)
富士山のややアップ(左に杓子山、右に三ツ峠山)
富士山のアップ → 一枚目の写真
山頂からは南に下ってすぐ下にある林道に出て、林道を松姫峠まで戻りました。林道からは左に富士山、左前方に大菩薩連嶺が綺麗に見えていました。
山頂下の林道から大菩薩連嶺
松姫峠に戻り、反対側の鶴寝山に向かいます。なだらかな落ち葉の道を20分ほど歩いて鶴寝山に到着。
大菩薩峠方向への登山口
鶴寝山(中央奥の樹林間に雲取山)
山頂には、「関東富士見百景」の看板が立てられており、南に綺麗に見える富士山。
鶴寝山から富士山(ややアップ)(9:22)
同上 アップ
小休憩の後、大マテイ山に向かいます。
山頂から少し下ると、「日向みち」(稜線の南側の道)と「巨樹のみち」(北側の道)の分岐があり、日向みちを進み、山沢入りのヌタから再び日向みちを歩いて大マテイ山へ。
日向みちと巨樹のみちの分岐
山沢入りのヌタ(小菅の湯への分岐)
日向みち(左に大樺ノ頭と黒岳)
日向みち 左前方の樹間から大菩薩嶺と石丸峠付近 (大マテイ山分岐手前より)
大マテイ山への分岐
分岐からジグザグの道を登って緩やかな稜線を少し登ると大マテイ山。
大マテイ山
(山名の大マテイとは、「大迷い」、「大惑い」の転訛とのこと。)
富士山は大樺ノ頭の左に頭を覗かせていました。
大マテイ山から富士山 (10:25)
同上アップ
山頂からの帰り道は、途中少し分かりづらかったのですが、金色テープや赤テープを辿って分岐へ。
帰りの日向みちはでは、暖かい陽射しのなか、樹間から富士山や大菩薩連嶺、丹沢の山、右下には松姫湖を見ながらの陽だまりハイクでした。
帰りには、10時15分松姫峠着のバスで登ってこられた方5、6名と、鶴峠から登ってこられた単独の若い方にお会いしました。
小菅の湯まで下りる方が多く、松姫峠発13時15分のバスで帰られる方もいらっしゃいました。
右前方に丹沢の山々
日向みちから南東方向の展望図
山沢入りのヌタからは巨樹のみちを歩きます。
巨樹のみちでは、樹間から奥多摩の山々を見ながら、落葉した巨樹の森を見ながらの楽しい歩きでした。
巨樹のみちより左手に雲取山(右)と飛龍山(大洞山)(左)
巨樹のみちから北方向の展望図
薄っすらと雪の残る巨樹のみち
落葉した巨樹の森を歩く
軽快に下って昼前に松姫峠に到着。帰り支度をしたあと、途中の雪道をゆっくり慎重に運転して下り、道の駅こすげで農産物の買い物をして帰路へ。
奈良倉山からの綺麗な富士山が見られ、落葉の森を楽しく歩くことができましたが、北関東から奥多摩・小菅村までは遠いなというのが実感でした。(笑)
なお、富士急山梨バスの上野原~小菅の湯~松姫峠線は、4月~7月、9月~12月15日の土休日運行です。
今回の山歩きでは、いつもブログを拝見しているJetstreamさんの記事とロバさんの記事がたいへん参考になりました。Jetstreamさん、ロバさん有難うございました。
2017-12-14 21:10
nice!(19)
コメント(15)
おはようございます^^
富士山が見える山歩き~良いですよね~
割合道標もしっかりついていて歩き良さそうですね。
by mimimomo (2017-12-15 07:12)
mimimomoさん、こんばんは。
大マテイ山からの下りのみ少し道が分かりにくかったですが、
大きな道標が要所にあり、歩きやすかったですね。
落葉した木々の間から富士山や周囲の山々を見ながら歩けて、
アップダウンも小さくて初冬の陽だまりハイクにぴったりでした。
by ヴェール (2017-12-15 20:53)
この時期、富士山狙いの歩きにはいい山ですね。
自然林が新緑だったり紅葉だったりはもちろん
こんな冬枯れも風情があっていいですよね。
サクサクと落ち葉を踏む足音が聞こえてきそうです。
by nousagi (2017-12-16 09:12)
nousagiさん
秀麗富嶽十二景や関東富士見百景に選ばれている山なので素晴らしい
富士山の眺めでしたね。
落ち葉を踏みながら歩くのも気持ちが良かったですが、木々の間から
青空が見えるのも清々しい気持ちになれました。
by ヴェール (2017-12-16 22:51)
奈良倉山の山頂から見る冠雪の富士山、とてもきれいですね。
by joyclimb (2017-12-17 20:56)
joyclimbさん
秀麗富嶽十二景の山の中では富士山から最も遠い山となる奈良倉山
ですが、
杓子山と三ツ峠山の中央に綺麗なシンメトリーに裾野を広げて見え、富士吉田の市街地も見え絶景でした。
by ヴェール (2017-12-17 22:04)
富士山が、きれいに見えますね。行ってみたいところですね。
by テリー (2017-12-19 00:00)
>トナカイとサンタさんどうやって走らせるのかな?
画面下を走っているサンタさんにカーソルを合わせるとリンクしていますので試してみられてください^^
可愛いでしょー☆彡
by よしころん (2017-12-19 08:17)
http://another-you-note.blog.so-net.ne.jp/blog_parts_106
ここです^^v
by よしころん (2017-12-19 08:18)
ヴェールさん、お早うございます。
奈良倉山・鶴寝山・大マテイ山と歩かれ、今回も秀麗富士を
堪能されましたね。
奈良倉山は秀麗富嶽十二景の一つ、綺麗な秀麗富士です。
なかなか足の向かない山域ですが、眺望も良く、明るい巨樹
の森などは気持ち良く歩けたことでしょうね。
車中泊とは凄いです。
by のんびり夫婦の山遊び (2017-12-19 09:17)
テリーさん
山の雑誌『PEAKS』の今月号(1月号)に鶴峠から登って道の駅こすげに下りるコースが紹介されていました。春や秋も良さそうですね。
12月中旬以降は小菅村から松姫峠への道も通行できなくなるとの情報もあるので注意です。
よしころんさん
ブログ画面の下で走るサンタクロースの情報有難うございました。
ジイサンには少し恥ずかしいですが、元来「うれしがり」(関西弁で)なのでやってみることにしました。(汗)
のんびり夫婦の山遊びさん
奈良倉山は、秀麗富嶽十二景の山の中でまだ登っていなかったので、今回思い立って行ってきました。
前回の小金沢連嶺と比べると楽々登山でしたが、富士山の眺めは良く、緩やかな落葉の森歩きは気持ちが良かったですね。
冬の車中泊も寄る年波でだんだんきつくなってきました。(苦笑)
by ヴェール (2017-12-19 23:47)
こんにちは^^
トナカイが引く橇が動いてるわ^^
by mimimomo (2017-12-21 10:37)
mimimomoさん
三つ上の、よしころんさんから戴いたコメントにあるサイトの「タグ」を
記事に張り付けしました。ユーモラスですね。
このサイトにはいろんな綺麗なブログパーツがあるようです。
by ヴェール (2017-12-21 12:08)
訪問遅れてスイマセン。 いいお天気で、寒そうですが爽快感一杯ですね。!(^^)! 松姫峠へは無事走行できてよかったですね。 小菅村からの大菩薩への道は秘境、なかなかいいです。牛の寝通りも部分的に歩いていますが、縦走してみたいです。
by Jetstream (2017-12-29 11:35)
Jetstream さん
貴レポ有難うございました。
未登だった秀麗富嶽十二景の山から綺麗な富士山を眺め、写真を撮ることができました。
牛ノ寝通りの縦走は、車だと周回ルートをどうとるかで悩みそうですね。
小菅の湯、道の駅は登山者も良く利用しているようですね。
by ヴェール (2017-12-29 20:49)